2006年1月1日、7年ぶりに「うるう秒」が挿入されます。「うるう年」は知ってますよね?4年に1回、2月が1日増えて29日までになるアレです。それとは別に1秒だけ増えるのが「うるう秒」で、元旦の午前9:00(GMT=世界標準時の2005/12/31の最終秒)に1秒追加されます。
簡単にいうと、8時59分59秒の次は9時にならずに、8時59分60秒になるのです。
(NTTの時報がどうなるのか楽しみ♪)
そもそも「うるう」って何でしょう?
始めに
「うるう年」について。地球は太陽の中心にまわっています(公転)。ちょうど1周したら1年(365日)です。しかし、この公転は、365日きっかりでまわっているわけではなく、正確に言うと「365.2422日」かけて1周しています。この端数の「.2422(時簡にすると5時間49分)」が4回続くと約1日分あまってしまいます。そのため、4年に1回、「うるう年」が発生します。さらに細かく計算すると、「.2422×4=1」ではありません。「.2422×4=.9688」です。4年に1回、1日増やしてしまうと、今度はちょっと多くなってしまいます(約11分)。そのため、うるう年は原則として4年に1回、ただし西暦が100で割り切れる年は普通の年とし(うるう年ではない)、さらに西暦が400で割り切れる年はうるう年とする、となっています。最近では2000年がこれに当たります。ですから、今後の予定としては、
2008年 うるう年
2012年 うるう年
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2100年 うるう年ではない(100で割り切れる)
2104年 うるう年
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2400年 うるう年(400で割り切れる)
となります。
では「うるう秒」についてです。一日は地球の自転を基本とし、24時間(86400秒)となっています。以前は実際の1回転を時計の基準にしていましたが、1958年よりセシウムを使った原子時計を用いるようになりました。原子時計は、原子の振動周期を使い、時間の計測は正大変正確です。地球の自転を計測してみたところ、地球の自転は一定ではなく、だんだん遅れつつあることもわかりました。1958年から現在までに、33秒もずれてきています。33秒程度であれば問題無いかもしれませんが、これもどんどん増えていきますので、いつかは昼夜逆転みたいことにもなりかねません。そのため、原子時計と自転のずれを補正するために調整するのが「うるう秒」です。
「うるう秒」挿入の実施は1972年7月1日より22回行われており、今回は7年ぶりとなります。
●オマケ
英語では、うるう年は「leap year」、うるう秒は「leap second」といいます。